髪質を活かすも殺すも


くせ毛でお悩みの方は



多いですよね〜。



とは言っても



直毛の方は直毛で悩んでて



どんな髪質であっても



みんなそれぞれに悩みは



あるものなんですね。



無いものねだりって事ですかね。



僕もくせ毛ですが



中学生頃はサラサラに憧れたもんです(笑)



今回はくせ毛の扱い方や



美容師としてくせ毛の方に



対してカットする上で



気を付けている事などを



書いてみたいと思います。



この時点で頭の中で書こうと



してる事が溢れてるんで



毎度ながら長くなりますよ!



まずはこの図で分かるように



左側は直毛、右側がくせ毛としたら



直毛は1本1本が同じ形状なので



1本1本が綺麗に重なり合うけど



くせ毛は1本1本が違う毛状だから



直毛に比べ毛と毛の間に



余分な空間が生まれます。



これによって



膨らむ!!



収まりが悪い!!



って事に繋がってるんですよ。


(かなり単純化して説明しるけど)





膨らむ!収まらない!って事で



くせ毛さんはよく



『 いっぱい梳いて下さい! 』


『 ガンガン梳いて下さい! 』


『 めちゃめちゃ量を減らして下さい! 』


と美容師さんに言ってませんか??




大抵の美容師さんは



このオーダーを聞いて



『はい!分かりました!』



と言って梳きまくったり



減らしまくる人は居ないでしょう。







まあ、個人的見解になるんだけど



むやみやたらに短い毛を混ぜ込むと



くせ毛の場合はただ毛と毛の間の



空間が広くなるだけで



その分、より多くの空気を含み



モワッっと膨張したり



より艶を失い



パサッと膨張したりします!






じゃあど〜すりゃいいの!?



って話になるんだけど



よくお客様に言うのは



 実際に髪の量を減らして軽くする 



 のと 



 量は減らさずに軽く見せる 




 のとでは違うんですよ!! 




ってフレーズを今までに



何百回と言って来た事か(笑)






基本的に髪の毛ってのは



同じ長さで一切梳かないのが



最も艶が出て形が崩れません!



これは絶対的にそうなんです!



だからと言ってコレだけじゃ



ヘアスタイルを楽しめないし



個性も何もあったもんじゃ無い。



であれば・・・



髪の量をコントロールして



問題解決をするのではなく



カット構成をコントロールして



問題解決すべき!



という事になるんですね〜!



って美容師さんになら伝わるけど



一般の方には何のことやらって



感じですね(笑)





まあ〜要は



膨らむから沢山減らせば良い



なんてそんな単純なものでは無い!



って事なんですよヘアスタイルは。





その場しのぎであればありだけどね。



カットした1ヶ月後の事を



考えればそんな単純な考えで



カットしてお客様を帰す訳には



絶対にいかないですから。



もちろんトリートメントや



ストレートパーマといった



技術を駆使して解消する事も



出来ますが、



全てはカットありきだと



僕は考えているので



カットで最大限の効果を出し



カットだけではどうしても



補えない部分をその他の技術で



カバーするといった考え方で



お客様には提案させてもらってます。






美容師さんそれぞれ



お客様を最大限良くするために



勉強されていると思いますので



しっかりと自分の悩みや不満を



余す事なくぶつけて



担当の美容師さん(プロ)の提案を



聞いた上で自分にとって



どうする事が最善策なのかを



一緒に決めて行く事が



思い通りのヘアスタイルや



髪の悩みを解消する



1番の手段だと思いますよ〜!






くせ毛は一人一人クセの出方が違う


それこそがその人のオリジナリティを


表現できる最大の要素であり


その人だからできるヘアスタイルが


生まれるものだと思っています。


それを活かすも殺すも

カット次第だし


美容師の責任ですからね。



くせ毛カット大好き美容師より。



またね!


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