『気付かれないこだわり』にこだわる
『気付かれないこだわり』を
あえて書くというね・・・(笑)
こだわりと言っても
そりゃ〜いっぱいある訳ですよ!
技術・専門職ですからね。。
以前にも少し書きましたが
(以前の関連記事)
その中でも今回は
技術とはちょっと違ったこだわりを。
最初に言っときますが
当たり前と言えば当たり前の事ですよ。
でも凄く大切にしてる事なんで・・・。
あっ!
まずはこれを伝えておきますね!
僕が美容学校を卒業してから
最初に就職したサロンの事なんですが、
女性オーナーのサロンでした。
とても厳しく、
毎日、怒られに出勤してるのか!?
という程、怒られまくりましたね〜。
勿論!今振り返ると
完全に僕が悪かったんですけどね!(笑)
何をそんなに毎日怒られたかって・・・
技術の事は一回も怒られた記憶が無いんですよ!
(決して技術が優れていた訳じゃ無いですよ)
じゃあ、何かって言うと、
接客というか所作というか・・・・
簡単に言うと技術以外の全てですね(笑)
歩き方
声のトーン
表情
立つ位置
などなどなどなど・・・・
まあ、全てですよ・・・(涙)
スタッフルームで直立不動のまま
1時間説教なんて日常茶飯事でしたね。
美容師としてというか
社会人としてペーペー過ぎた僕は
『何でこんな事でここまで・・・・』という
今の自分からすれば
ぶん殴りたい程のダメ人間でしたね(恥)
オーナーからしたら
僕の犯したミスがささいな事であっても
それを見過ごしたらこの先
とんでもない失敗に繋がる事が
目に見えてるからこそ
最初のこの時にしっかり修正を
しないと相手の為にならない。
という本気の愛情だったと今は思えます。
後輩や部下という存在が居る方は
なんとなく分かりますよね??
怒る事ってかなりエネルギー使うし
自分でやってしまえばスムーズに
済む事もあるじゃないですか!?
でもそれを本人が
無意識にでも出来るまで
言い続ける事ってホント愛情ないと
出来ないよな〜って思う訳ですよ。。
そんな環境の中で
社会人として、美容師としての
最初の10年を過ごした訳で
感謝でしかないですよね。
だからこそ!
って事もあるんですが
こだわりというか
自分の中に染み付いた
無意識の中でも気を付けている事が
こだわりというものになっているのかな。
お客様の前(導線)を横切らない
どんなに自分が急いでいても
お客様が通ろうとしている導線上を
横切らない。
サロン内ではどんな状況であれお客様が
最優先でなければならない。
お客様の真後ろには立たない
(技術で仕方ない時以外)
真後ろという位置は
人にとって心理的には
恐れの位置とされているため。
コーミング・カラー塗布・パーマワインド時に
お客様の頭を動かさない
(髪を引っ張らない)
何より不快に感じるから。
また、引っ張ると言う事は
それだけで髪に負担をかけるので。
お客様の導線上にモノを置かない
(ワゴンやカット椅子など)
これもお客様最優先の考え。
自分が仕事をする上で必要であっても
お客様が通る導線上には配置しない。
カット後のクロスはお客様が立ち上がる側とは
逆側に外す
お客様が立ち上がる足元に
髪の毛が落ちないように。
サロン内を歩く時には
今出来る事を探しながら歩く
何かモノを取りにいく時でも
それまでに出来る事を探しながら歩く。
言い出したらホントきりが無いんですけどね。
こういった事は自分の中で
仕事をする上で
習慣化されている事で
習慣化させて頂いた事に
有り難さを感じまくりです。。
行動は習慣化していく事は
可能ですが
その行動を発展&応用していくには
その行動に対して
『何故ならば』
という行動の動機・裏付けが必要です。
これもまた有り難い事に
『何故ならば』を口酸っぱくなるまで
言って頂けていたので
技術も含め動機・裏付けがないと
納得いかない性格になりましたね(笑)
(プライベートでは厄介ですね)
このような事からも分かるけど
技術は回数をこなせば
それなりに上達します。
だからこそ技術に関しては
何も言われなかったんだと思います。
しかし、
技術以外の部分っていうのは
それぞれ育って来た環境や
何しろ本人の意識の問題。
意識ってヤツを変えるのは
簡単ではないですよね。
でも変えなきゃいけない事は
山ほどあります!
今に満足しない限り・・・・。
これからも精進します!!
またね!
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