痛んだ毛先って何センチ切れば良いの？

『痛んでる部分は切って下さい』 

 『どれ位切れば痛んでる部分が無くなりますか？』 

 サロンでお客様からよく聞かれるんですよ。 

 もちろん、

ダメージ度合いによるんですけど 

 痛んでる部分を完全に無くそうとしたら 

 ベリーショートになっちゃいますよ（笑） 

 って人も居れば、 

 毛先の数センチ切るだけで済む方も居ます。

 枝毛がある場合に関しては 

 枝分かれしている部分から

１センチカットしても 

 １ヶ月後にはまた枝毛復活です。 

 枝分かれしている部分から 

 最低３センチはカットしないと 

 あまり意味がないでしょうね。。 

 髪を伸ばし中の方は 

 １センチすら切りたくないですよね！？ 

 もちろん、 

 そういった要望であれば 

 どんなに痛んでいても切りません！！ 

 ただ！！ 

 その際のデメリットも

把握して頂いた上で 

 最終判断をしてもらいたいですね。 

 例えばですけど 

 髪の長さが３０センチあるとしましょう。 

 毛先３センチが痛んで枝毛などもあります。

 この状態って 

 ３０センチも長さがあるうち

傷んでいるのは

たった３センチだけでしょ。

って思っちゃったりしますよね。 

 でもね、 

 このたった３センチのせいで 

 ヘアスタイル全体に及ぼす悪影響は 

 想像以上に大きなものなんですよ！ 

 ここでまたイメージしてみて下さい。 

 ３０本の薔薇の花束があるとしますよ。 

 そのうちの３本の薔薇だけが

枯れていたらどうでしょう!? 

 ２７本は綺麗な薔薇です。 

 たった３本の薔薇だけが

枯れているせいで 

 ３０本の花束は

綺麗な花束として見えるでしょうか!? 

 枯れたたった３本のせいで

残り２７本の綺麗な薔薇も 

 集合体としてみた花束は 

 決して

綺麗な花束に見える事は無いでしょう。 

 これで結局、

何を伝えたいかと言うと、 

 ヘアスタイルというトータルバランスを 

 考えなくてはいけないという事なんです。 

 たかが毛先の何センチかだけ

と思っていても 

 その何センチかのせいで 

 あなたの痛んでいない

綺麗な部分の髪の毛まで 

 ヘアスタイルというトータルでみたら 

 美しく見えなくしてしまう可能性が

 あるという事。 

 誤解しないで欲しいのは 

 だから痛んだ毛先は

絶対切った方がいいですよって事じゃなく 

 （切らない対処法もありますから！） 

 髪の毛の１本１本や

根元から毛先まで 

 もっと髪の毛の細部にまで 

 意識を持っていく事って大切ですよ！！ 

 って話しです。

 あなたの印象を左右する 

 『　髪の毛の価値　』 

 あなどったらいけませんよ！！    

またね！