成功へのルートと失敗へのルート
美容師にとってのレッスンで
成功へのルートを探る為にレッスンをする事はあっても
失敗へのルートを探る為にレッスンをする人は
意外と少ないんだよな〜。
以前、記事にもした
『必要なのは反復練習よりも○○○○が重要』
の中で
仮説を立てること
検証を繰り返すこと
の重要性を書いたんだけど
これって成功へのルートだけじゃなくて
失敗へのルートにも言えることで
どういった過程を辿れば失敗に繋がるかを
明確にしておく事ってすごい重要だと思っていて
カットレッスンにおいては特に!
カラーならまだ染め直しは出来るけど
カットにおいては短くなってしまった長さを
元に戻すことは出来ないから。
レッスンでは上手く切ることだけを目的にせず
どの過程でどう切ったら失敗に繋がるのか?
どの過程で工程順序を変えると失敗に繋がるのか?
などなど・・・・
取り返しのつかない失敗
と
修正可能な範囲の失敗
の
ボーダーラインを見極めること
を
目的に据えたレッスンはめちゃくちゃ重要だよ!
ここの部分をしっかりやっておくと
失敗へのルートに
足を踏み入れそうになった時点で
しっかり気付けるようになるから。
結局、失敗した時って
取り返しのつかないところに踏み入れちゃって
「 あッ! ヤバイ!」ってなる。
手遅れになる前に
このままいったらヤバイかもって
感じ取れるセンサーを持つには
成功へのルートばっか気にしてたって
センサーの精度は上がらないよ。
ましてやお客様の骨格や髪質は全員違うんだから
失敗へのルートに対するセンサーの
精度を上げる事は自ずと
対応力を上げることにもなるよって話し。
接客だって同じだし
サロン戦略だって同じような気がする。
成功へのルートなんて幾つもあるのに
失敗へのルートは意外と多くないよね。
またね!
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